アンチエイジングの極意

アンチエイジングの極意

💖食事、運動、入浴で全身の血流量を増やす
毛細血管力を高める第一のステップは、血流を増やすこと。


「血流が増えれば毛細血管に内圧がかかるので、
ゴースト化し始めた毛細血管の形をきちんとキープすることができます。
また、血液中に含まれた修復因子の働きで血管が修復されて、
ゴースト血管が復活することも」
 
血流が増えれば、
成長ホルモンや免疫細胞も必要な場所に届きますし、
酸素や栄養が全身の細胞に行き渡ることで、
さまざまな不調食事、運動、入浴で全身の血流量を増やすも改善されます。
 


●【食事】
毛細血管を強くする「Tie2」の活性化食材に注目
シナモン、ヒハツ、ルイボスティーには、毛細血管の内皮細胞にある「Ti e2(タイツー)」を
活性化する働きがあります。Tie2が活性化すると、毛細血管が丈夫になるうえ、
ゴースト血管の復活や血管の新生も期待できます。ヒハツは1日数g程度、
シナモンは1日2g程度まで。ルイボスティーは1日1杯が目安です。 血管やホルモンをつくるたんぱく質をとろう
→血管を傷つけず、若々しく保つ食事の基本 ① 塩分・糖質のとりすぎに注意

②抗酸化作用のある食品を摂取する

③「 腹八分目」を心がける

④ 3食、規則正しく食べる

⑤血管によい脂質をとる
⑥発酵食品や食物繊維をとる
●【運動】 「ウォーキング+筋トレ」が最大の効果を上げる 血流を増やし、心肺機能を高めるウォーキング。
できれば17~19時の間に歩くと、睡眠中の体のメンテナンスが効率よく行えます。
歩く前に5分間の筋トレを加えるとなお◎。
鍛える部位は毎日替えましょう。 ●【お風呂】 ぬるめのお湯につかって血流も睡眠の質もアップ 熱い湯につかると交感神経が刺激されるので、
38~41℃のぬるめのお湯につかるのがポイント。
10分くらいつかると、副交感神経が優位になって、毛細血管の血流が増えます。

また、入浴で深部体温を上げておくと、その後、深部体温がグッと下がって
自然な眠気を催します。就寝の1~2時間前までに入浴するのがベストです。 泡立てた石けんをつけた手のひらや指で、やさしく体を洗います。
順番は「頭部→胸→肩→ひじ→手→背中→腰→おしり→太もも→膝→足」です。 「上から下、中心から外」というリンパの流れを意識して。
その後、足から頭に向かって、やや熱めのシャワーで石けんを洗い流します。
イラストのリンパ節は詰まりやすいので、押しほぐしておきましょう。 ーーーーーーーーーーー 根来秀行先生
医師、医学博士。
東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。
ハーバード大学医学部客員教授、
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